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年金に「月5620円」上乗せ、高齢単身世帯の食費13.2% 請求書は2027年1月4日必着

2026年度の年金生活者支援給付金は月5620円が基準です。高齢単身無職世帯の平均食費の13.2%に相当する金額を、2027年1月4日の請求期限、所得要件、手続きとともに確認します。

年金に月5620円を上乗せする給付金と2027年1月4日の請求期限を示す封筒とカレンダーの図

日本年金機構は2026年9月1日から、新たに年金生活者支援給付金の対象となる見込みの人へ請求書を送り始めました。老齢の給付基準額は月5620円。総務省の家計調査と比べると、高齢単身無職世帯の月平均食費の13.2%に当たります。ただし満額が一律に支給されるわけではなく、2026年10月分から受け取るには2027年1月4日までに請求書が届く必要があります。

月5620円は、高齢単身世帯の食費4万2545円の13.2%

日本年金機構の2026年度改定案内では、老齢年金生活者支援給付金の給付基準額は月5620円です。2025年度の5450円から3.2%引き上げられました。ただし、これは保険料を480月すべて納めた場合の基準額で、全員の実支給額ではありません。52

総務省統計局「家計調査報告 2025年平均結果の概要」によると、65歳以上の単身無職世帯の月平均消費支出は14万8445円で、そのうち食料は4万2545円でした。Money Now編集部が給付基準額を食費で割ると13.2%になります。85

Money Now編集部による家計規模との参考比較
項目月額・計算
老齢の給付基準額5620円
高齢単身無職世帯の平均食費4万2545円
食費に対する割合5620円÷4万2545円×100=13.2%
58
高齢単身無職世帯の月平均食費4万2545円に対し、老齢年金生活者支援給付金の月5620円は13.2%と示す比較図
日本年金機構と総務省統計局の資料をもとにMoney Now編集部試算58

前年度は約729万人が継続受給、新規請求は約40万人

厚生労働省の日本年金機構・2025年度計画の実績資料では、約729万人が2025年12月の定期支払以降も継続受給しました。新たに支給対象となる見込みの約42万人へ2025年9月に請求書を送り、2026年3月までに約40万人から提出があったと報告されています。2026年度の送付人数ではありませんが、制度と請求手続きの規模を示す直近の実績です。9

2026年9月の請求書が届くのは、新たに対象となる見込みの人

日本年金機構の送付案内では、基礎年金の受給者のうち、新たに給付金を受け取れる見込みの人へ2026年9月1日から請求書を順次送っています。支給要件を確認できない人には、はがき型ではなくA4型の請求書と所得状況届が送られます。1

厚生労働省の制度案内と2026年度の請求リーフレットによると、老齢の給付には次の3要件があります。72

  1. 65歳以上で老齢基礎年金を受けている
  2. 請求者を含む世帯全員が市町村民税非課税である
  3. 2025年の年金収入とその他の所得の合計が生年月日に応じた基準以下である
27
2026年10月時点の老齢給付の所得基準
生年月日老齢給付補足的老齢給付
1956年4月2日以後82万6500円以下82万6500円超92万6500円以下
1956年4月1日以前82万4100円以下82万4100円超92万4100円以下
27

障害年金や遺族年金などの非課税収入は、この所得判定に含まれません。所得基準は判定時期で変わるため、ここでは2026年10月時点と明記された制度案内と2026年度の専用リーフレットの基準を掲載しています。27

月5620円は一律ではない。まず、はがきの見込額を見る

はがきが届いた人向けの案内では、請求した場合の見込額がはがきに月額で記載されます。老齢給付のうち保険料納付済期間に基づく額は「5620円×納付済月数÷480月」で計算するため、納付済月数が480月未満ならこの部分は5620円を下回ります。32

保険料免除期間がある場合は別の単価で計算した額を加えます。補足的老齢給付は、所得に応じた調整支給率を使います。自分の受取見込額は、基準額だけで判断せず、届いた請求書の記載を確認してください。27

2027年1月4日必着なら2026年10月分から

2026年度の請求リーフレットは、2027年1月4日までに届けば2026年10月分までさかのぼって受け取れると案内しています。期限後も請求はできますが、1月4日までに届かなければ原則として請求した月の翌月分からです。2

2027年1月4日までに請求書が届けば2026年10月分から、期限後は請求月の翌月分から支給されることを示すタイムライン
日本年金機構「年金生活者支援給付金請求手続きのご案内(令和8年度版)」をもとにMoney Now編集部作成2

郵送では到着日が基準です。はがきに印字された提出期限が1月4日より早い場合は、その期限を優先してください。紛失した場合も請求を諦めず、日本年金機構の案内からA4型の請求書を入手できます。23

郵送と電子申請、使える方法を確認する

郵送は、氏名、日中連絡が取れる電話番号、提出日を記入し、目隠しシールと切手を貼って投函します。所得情報を確認できる場合、添付書類は原則不要です。2

日本年金機構の電子申請ページによると、2025年1月以降にはがき型の請求書が届いた人は電子申請も使えます。マイナンバーカードの2種類のパスワード、マイナポータルの利用者登録、ねんきんネットとの連携が必要です。電子申請した場合、紙の請求書は送りません。4

  1. はがきの見込月額と印字された提出期限を確認する
  2. 郵送か電子申請の一方を選ぶ
  3. 不明点があれば請求書を手元に置き、給付金専用ダイヤルか年金事務所へ相談する
34

近くの年金事務所を探す場合は、公式の相談窓口一覧を利用できます。はがきが届いていない、紛失した、条件が分からない場合も、請求を見送る前に相談できます。13

振込は原則、偶数月15日に2カ月分ずつ

日本年金機構の振込Q&Aでは、給付金は原則として年6回、偶数月15日に年金と同じ口座へ、年金とは別に振り込まれます。各回は前月までの2カ月分です。15日が土日・祝日の場合は直前の金融機関営業日になります。6

まとめ:金額より先に、到着期限と見込額を確認する

月5620円の給付基準額は、高齢単身無職世帯の平均食費の13.2%に相当します。ただし、実支給額は納付済期間、免除期間、所得などで変わります。自分の金額は届いた請求書の見込月額で確認します。28

2026年10月分までさかのぼるための到着期限は2027年1月4日です。郵送なら早めに投函し、条件を満たす人は電子申請も選べます。届いていない、紛失した、条件が分からない場合は、自己判断で見送らず日本年金機構へ確認してください。234

一次情報・参考資料

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