7000万円の住宅ローンは、年収1000万円でも返せるのでしょうか。結論から言うと、年収1000万円では厳しめです。無理なく返すなら、世帯年収1200万〜1400万円がラインです。
この記事では、7000万円を35年で借りた場合を、年収1000万円・1200万円・1500万円で比べます。
7000万円を借りると、月々いくら?
35年・元利均等返済・ボーナス返済なしで計算します。
| 金利 | 月返済 | 年間返済 |
|---|---|---|
| 1.2% | 約20.4万円 | 約245万円 |
| 2.0% | 約23.2万円 | 約278万円 |
| 3.0% | 約26.9万円 | 約323万円 |
2026年9月の一例では、三菱UFJ銀行の新規借入向け変動金利は年1.195%です。ここでは現在に近い1.2%と、金利が上がった2.0%・3.0%を比べます。1
年収1000万・1200万・1500万円ならどうなる?
| 世帯年収 | 金利1.2% | 金利2.0% | 評価 |
|---|---|---|---|
| 1000万円 | 約24.5% | 約27.8% | 厳しい |
| 1200万円 | 約20.4% | 約23.2% | 現実的 |
| 1500万円 | 約16.3% | 約18.6% | 余裕あり |
年収1000万円では、金利1.2%でも住宅ローンだけで年収の約4分の1を使います。管理費・修繕積立金や固定資産税まで考えると、7000万円の借入は重いです。
年収1200万円なら、金利1.2%で約20%、2.0%でも約23%。年収1500万円なら、2.0%でも20%を下回ります。
なぜ年収1200万〜1400万円なのか
住宅金融支援機構の2026年1月調査では、住宅ローン利用者の返済負担率は「15%超〜20%以内」が最も多くなっています。2
返済負担率を20%前後にすると、7000万円・35年では、金利1.2%で年収約1225万円、2.0%で約1391万円です。つまり、7000万円を無理なく返す年収は1200万〜1400万円です。
「借りられる」と「無理なく返せる」は別
【フラット35】保証型では、年収400万円以上なら、ほかの借入れも含めた総返済負担率35%以下という基準があります。3
ただ、35%まで借りると家計はかなり苦しくなります。7000万円では、審査に通るかではなく、返済負担率20%前後に収まるかを基準にした方がよいです。
住宅ローン以外の費用も忘れない
- マンションの管理費・修繕積立金
- 固定資産税・火災保険・将来の修繕費
- 教育費や車、貯蓄・投資に残したいお金
金利上昇で返済額がどれくらい変わるかは、「住宅ローン金利が1%上がると返済額はいくら増える?」でも借入額別に確認できます。
7000万円なら年収1200万〜1400万円
7000万円を35年で借りるなら、年収1000万円では厳しく、1200万円で現実的、1500万円なら余裕があります。
無理なく返すなら、世帯年収1200万〜1400万円。これを7000万円の住宅ローンを考えるときの基準にしましょう。





